米男子ゴルフツアーの「ソニーオープン」最終日(12日=日本時間13日、ハワイ州ホノルルのワイアエラCC=パー70)、29位から出た松山英樹(32=LEXUS)は、2イーグル、3バーディー、3ボギーの66で回り、通算11アンダーの16位。開幕戦に続くハワイでの2週連続優勝はならなかった。
イーグルはともにパー5の9番と18番。2オンに成功させて見せ場をつくった。松山は「なかなか思うようなプレーはできなかったけど、イーグル2つ取れてよかったと思う」と一定の評価を与えた。
ショットに関しては「状態は悪くなっている」と口にする一方で「最後(18番)のセカンドでいいショットが打てたのでそれが兆しかなと思う」と前向き予想も挙げた。
優勝した先週に引き続きセンターシャフトのパターを使用。グリーン上のパフォーマンスは「悪かった部分もたくさんあったけど、今までだったらもっと流れが悪くなっていた微妙なのが入ってくれたのはよかった」との自己評価だった。
今後は米本土での戦いとなる。「全然違うゴルフを求められるのでしっかり調整したい」と語った。
日本勢では平田憲聖(ELECOM)が通算10アンダーの21位、久常涼(SBSホールディングス)は通算4アンダーで65位だった。優勝はニック・テーラー(カナダ)。通算16アンダーで並んだニコ・エチャバリア(コロンビア)とのプレーオフを制し、ツアー通算5勝目となった。