ソフトバンク・小久保裕紀監督(53)が13日、巨人にFA移籍した甲斐拓也捕手(32)の補償について言及した。現在の進捗状況について「次のズームミーティングで(話をする)」と明かし、現時点で年末に巨人から提出されたプロテクトリストを「見ていない」と語った。
甲斐の補償については「金銭補償のみ」または「人的補償プラス金銭補償」を選択できる。球団はまず城島CBOを含めたフロント内で意見を集約し、小久保監督らの意向を確認する方針だった。
現在、ソフトバンクの支配下枠は「64」。貴重な1枠を埋めてでも必要な戦力がリストから外れていた場合に、現場とすり合わせながら人的補償を求めるかどうかを検討するものと見られる。
この日、小久保監督は地元・和歌山市内で有志らが開いた激励会に出席。約300人を前に新シーズンのリーグ連覇、日本一奪還を誓った。