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【フェンシング】江村美咲がGP大会初制覇 パリ五輪後はピスト内外で普及活動にも尽力

東スポWEB 2025年1月13日 14時8分

パリ五輪フェンシング女子サーブルで団体銅メダルの江村美咲(立飛ホールディングス)が〝新たな勲章〟を手にした。

12日に行われたグランプリ大会(チュニジア・チュニス)の女子サーブル決勝で、ミケラ・バティストン(イタリア)を15―13で下して優勝。個人で世界選手権を2度、W杯を1度制しているが、グランプリ大会は今回が初制覇となった。

以前の江村は「イベントやメディアの活動すると練習を休んでやらないといけなくて、ネガティブな印象があった」と振り返るが、パリ五輪を通じて心境が変化。「ここまでフェンシングにスポットが当たる機会もなかなかないので、フェンシングの普及のために貢献していきたい」と多忙なスケジュールの合間を縫って、テレビ出演やイベントなどの業務をこなしてきた。

フェンシングの魅力を発信するには、世界の舞台で結果を残すことも重要な要素だ。「勝ち続けられるチームになるには、次世代の選手や若い選手たちと一緒に盛り上げていかないといけない。今までは自分のことばかりに意識が向いていたけど、視野を広く取り組んでいけたら」と江村。ピスト内外でこれからも精力的に活動を続けていく構えだ。

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