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佐々木朗希の獲得を目指すドジャース地元メディアが〝大穴〟マリナーズを警戒「投手育成力に定評」

東スポWEB 2025年1月13日 14時28分

米メディア「ドジャースネイション」は12日(日本時間13日)、ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すロッテの佐々木朗希投手(23)に関して「謎のチームがドジャースのターゲットと会談」との記事を掲載した。

同記事は「佐々木獲得争いは、オフシーズン最大の謎のままだ。ドジャースは、この日本の天才と面談したことが知られている7チーム(ドジャース、パドレス、ジャイアンツ、メッツ、ヤンキース、カブス、レンジャース)のうちの1つだが、佐々木に好印象を与えるチャンスを得たチームがもう1つある」と記すと、「MLBネットワークのジョン・モロシ記者は、その未知の球団はシアトル・マリナーズかもしれないと考えている」と「8チーム目」の名前を挙げた。

そのうえで「マリナーズは日本人選手との豊富な経験があり、投手育成にも定評がある。佐々木の代理人であるワッサーマンのジョエル・ウルフ氏は最近、佐々木が選択肢を絞り込む際に、若手投手育成の実績を優先していることを明らかにした」とマリナーズを警戒した。

それだけの理由がある。代理人のウルフ氏が「オレンジ・カウンティ・レジスター」紙のビル・プランケット記者に話した「彼は他の選手が考えるような典型的な見方をしていないようだ。彼は物事をもっと長期的、グローバルに捉えている。ロウキは投手の成長にも非常に興味を持っており、近い将来とキャリア全体を通じてチームが彼をより良くするためにどう手助けしてくれるのかということにも興味を持っていると思う」とのコメントを引用。「シアトルは投手育成力の強さで定評があり、イチロー、岩隈久志、菊池雄星など多くの日本人選手を輩出してきた。マリナーズには大谷翔平はいないかもしれないが、佐々木はチームのロースターに日本人選手がいるかどうかで最終決定を下すつもりはない」と断じた。

最後に同記事は「このレースは最後まで緊迫すると予想される」と契約の瞬間までぎりぎりの戦いが続くとの見解を記した。果たして佐々木はどのチームを選ぶのか。

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