陸上女子８００メートルで日本記録保持者の久保凛（東大阪大敬愛高２年）は、同世代との交流に刺激を受けている。
１３日に都内で始まったＵ２０五輪育成競技者研修合宿に参加。初日のこの日はミニハードルなどを使ったメニューをこなした。「いつもはしないハードルだったり、短距離のウォーミングアップを経験させていただいて、これからにしっかりつながる練習ができたかなと思う」と振り返った。
休憩時にはドルーリー朱瑛里（津山高２年）らと交流する場面もあった。「結構久しぶりでいつも通り楽しくやっている」と久々の再開を喜びつつ「中長距離だけじゃなくて、他の種目の選手たちとも一緒にできる機会がこういう機会しかないので、貴重な機会に呼んでいただけてすごくうれしい」と頬を緩めた。
９月には東京で世界選手権が開催される。「今年は東京の世界陸上に出たいなと思っている。標準記録（１分５９秒００）をちゃんと切って、絶対に出場するという気持ちを持って日々取り組んでいきたい」と力強く宣言。２０２５年は「（１分）５８秒台を狙いたい」と意気込む若武者の新たな１年が幕を開けた。