ノア１３日の「ＬＩＭＩＴ ＢＲＥＡＫ（ＬＢ）」横浜大会で、潮崎豪（４２）が欠場前最後の試合としてモハメド ヨネ（４８）との一騎打ちに臨んだ。
潮崎はこの試合を最後に長期欠場し、爆弾を抱える両ヒザの手術と、体全体のメンテナンスを行う。その前に自ら率いるユニット「チームノア」のヨネとのシングル戦を敢行。試合は、欠場前と思えぬ真正面からのぶつかり合いとなった。中盤には潮崎のチョップとヨネのエルボーの打ち合うなど、互いに引かず熱戦を展開する。
文字通りの消耗戦となる中、終盤にはヨネのキン肉バスターでマットに叩きつけられ大ピンチ。これはカウント２で返したが、最後は痛めている右脚を取られてヒザ十字固めを決められ、たまらずギブアップで敗北を喫した。
試合後、マイクを持った潮崎は「この俺が愛するこのＬＢのリングにまた必ず、必ず戻ってきます！」と叫び、歓声を浴びた。さらにコメントスペースでも「これが最後じゃないよ。強く、気高く戦うリング。それはＬＢでしか見られない光景でしょう。みんながいるから俺は必ず戻るよ」と誓っていた。