〝大銀杏初白星〟だ。大相撲初場所2日目(13日、東京・両国国技館)、大関大の里(24=二所ノ関)が元大関の幕内霧島(28=音羽山)を力強く押し出し、初日を出した。
前日は幕内翔猿(追手風)に敗れて黒星発進。連敗を回避した取組後は「落ち着いて対応できた。向こうも考えて来ていたので、相手をしっかり見て。初日に黒星? 楽に相撲を取ろうと思って、切り替えました」と振り返った。
今場所からちょんまげを卒業し、大銀杏(おおいちょう)を結って土俵に上がっている。記念となる〝初白星〟にも「そこまで考えてない」と意識せず。3日目以降へ向けて「集中してやる」と気持ちを引き締めた。