ダルビッシュ有、松井裕樹両投手が所属するパドレスが元阪神のロベルト・スアレス投手（３３）のトレード放出を検討していると米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が伝えた。
メジャー復帰３年目の昨季、スアレスはクローザーとして６５試合登板。リーグ３位の３６セーブ、防御率２・７７をマークした。
２０２２年オフに結んだ５年４６００万ドル（約７２億４４００万円）の契約は２７年まで残っているが、２５年オフにオプトアウト（契約破棄）できる権利を持っている。
パドレスではオーナー家の経営権を巡るお家騒動が表面化。今オフは緊縮財政でＦＡ市場に参戦しておらず、主戦投手のディアン・シーズや首位打者ルイス・アラエスら来オフにＦＡとなる主力選手のトレード放出が噂されている。
同サイトは「パドレスがスアレスのトレードについて検討し始めたことは注目に値する。リリーフ市場が進展する中で、他球団がその評価を変更した可能性もある」と指摘している。