ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すロッテ・佐々木朗希投手(23)がジャイアンツ、ヤンキース、メッツに断りの連絡を入れたと13日(日本時間14日)に複数の記者が自身のX(旧ツイッター)に投稿した。
ジャイアンツの地元紙サンフランシスコ・クロニクル紙のスーザン・スラッサー記者は「ジャイアンツは佐々木からサンフランシスコに来ないことを知らされた」とつづり「ザック・ミナシアンGMは佐々木と直接会ったという」と加えた。
ヤンキース戦を中継するYESでアナリストを努めているジャック・カリー氏も「情報筋によるとヤンキースは佐々木選手が契約しないと伝えられた」と速報。中南米選手の情報に詳しい全米野球記者協会所属フランシス・ロメロ記者は「メッツは佐々木朗希獲得の最終候補に入っていないと関係者が認めた」と伝えた。
これまで米メディアの報道によると、佐々木はヤンキース、メッツ、ジャイアンツに加え、ドジャース、パドレス、カブス、レンジャーズと面談。レッドソックスとフィリーズは断られたという。また、米スポーツサイトのアスレチックはこの日、佐々木が先週、ブルージェイズの本拠地カナダ・トロントを訪れ、面談したと報じた。争奪戦は米東部時間23日午後5時(同24日午前7時)の交渉期限を前に最終局面だ。