トランプ次期大統領の就任式が２０日に行われる。そこで愛国歌「アメリカ・ザ・ビューティフル（美しきアメリカ）」を歌唱するのは、カントリーミュージシャンのキャリー・アンダーウッド（４１）だという。米紙ニューヨーク・ポストが１３日、報じた。
アンダーウッドは、アイドルオーディション番組「アメリカン・アイドル」で優勝し、グラミー賞最優秀新人賞を受賞したミュージシャン。
ポスト紙への声明で「私はわが国を愛しており、就任式で歌うよう依頼され、この歴史的行事に少しでも関われることを光栄に思います。私たち全員が団結の精神で未来を見据えて集まらなければならないこの時に、この依頼に応じることができて光栄です」と述べた。
アンダーウッドは２０日に米国議会議事堂で、Ｊ・Ｄ・ヴァンス次期副大統領の就任宣誓後、トランプ氏の就任宣誓を行う前に登壇し、「アメリカ・ザ・ビューティフル」を歌う予定だという。パフォーマンスには、陸軍合唱団と海軍兵学校グリークラブも参加するという。
バイデン大統領の就任式で歌唱したのは、ジェニファー・ロペスだった。前回トランプ大統領が就任した際に歌ったのは、テンプルスクエア・タバナクル合唱団だった。
アンダーウッドはこれまで、トランプ氏を支持したり否定したりしたことはなく、政治的にどちらの側にも立たないことを貫いている。