ポスティングシステムでMLB挑戦を目指す佐々木朗希投手(23)の最終候補がドジャース、パドレス、ブルージェイズと報じられた。事態はいよいよ最終局面を迎えるが、かねて有力視されていた2球団に加え、ブルージェイズが残ったことで地元のトロントメディアが早くも大盛り上がりとなっている。
「ブルージェイズインサイダー」は「契約に近づいているという驚くべきニュース。大半の人はドジャースに行くと考えているが、現在ブルージェイズはスーパースター獲得に向けて引き続き競争している。ファンは大いに興奮し、本当にチャンスがあると見え始めている。いい点は佐々木が小規模な組織でスタートしたいと発言したことであり、これによりブルージェイズはドジャースに対抗するチャンスを得た」と期待した。
また「ジェイズジャーナル」は佐々木がヤンキースに断りを入れたことで「ブルージェイズはヤンキースに勝利。強大で強力なブロンクス・ボンバーズは佐々木獲得競争で手ぶらで終わることになる。トロントに(争奪戦の)勝ち目はなさそうだが、少なくともア・リーグ東地区のライバルチームよりは勝ち目はあった」と争奪戦の結果よりもライバルを蹴落としたことを喜んでいる。