巨人の阿部慎之助監督（４５）が１４日に２月に行われる宮崎春季キャンプで「Ｓ班」を２年ぶりに復活させることを明言した。
昨年は一時廃止となった「Ｓ班」。春季キャンプでは一～三軍までの３部隊にメンバー振り分けが行われていたが、今年からは調整を選手に一任する特別班が再び復活する運びとなった。
阿部監督は「今年はＳ班を作っている。メンバーは（坂本）勇人、チョーさん（長野）、丸、（岡本）和真と外国人２人。投手ではマー君（田中将）と外国人にしようかな」と現時点での想定を告白。外国人選手としては来日２年目のヘルナンデスに新加入の外野手・キャベッジの野手２人に加えて新加入の前中日・マルティネス、グリフィン、ケラー、バルドナードがこれに該当するため合計１１選手が「Ｓ班」で宮崎春季キャンプをスタートする見込みだ。
さらに阿部監督はこの日から新二軍球場で始まった新人合同自主トレに参加中のドラフト１位・石塚（花咲徳栄）は二軍スタート、即戦力内野手の同２位・浦田（九州産業大）と同３位・荒巻（上武大）は一軍スタートとなることも併せて明かしていた。