巨人の岡本和真内野手(28)が14日にジャイアンツ球場で自主トレを公開した。
岡本和は球団トレーナーが見守る中、11時からウオーミングアップを行うと、その後は約40分間ウエートトレーニングで汗を流し、最後は施設内にあるラボで約20分間バットを振った。
腰痛の影響により昨季終了後から年末まで「これでもかというくらい動くのを我慢した」と打撃練習などを自粛していたという岡本和。「『バット振ったらあかん』となったら振りたくなるんだな、と。こういう感覚になるんだなと思いました」と休養期間中の率直な心境を明かした。
そんなもどかしい時間を過ごしている間は料理にもハマっていたという若大将。「腸活」を行っていたこともあり、先日カレーを自作した際には消化の働きを助けるキノコ類などをふんだんに使用するこだわりも見せた。
「なんか僕、結構味付けのセンスもあるみたいで。味見もしないしぶっつけ本番なんですよ」と出来栄えに対する周囲からの評価も上々だったようだが「SBの赤缶のカレー粉を全部入れてしまって。めっちゃ辛かった」と岡本自身にとっては少々刺激的な味となってしまったようだった。
不慣れな作業を通して「ご飯作るのは大変やなと実感しました。なんかナイターの試合後くらい疲れたっす」と日頃料理を作ってくれる家族や関係者のありがたさを痛感した岡本和。悪戦苦闘しながらも料理の時間を通じてリフレッシュもできたようで、今後はキャンプインに向けて徐々に練習の強度を上げていく方針だ。