巨人のドラフト1位・石塚裕惺内野手(18=花咲徳栄)が14日、この日から二軍新球場で始まった新人合同自主トレに参加した。
今春に開業予定の二軍新球場で肩を並べた石塚らルーキーたち。選手が練習するのはこの日が初めてということもあり、石塚は完成間もないグラウンドでやや緊張した表情を浮かべながらも、キャッチボールや打撃練習で汗を流した。
記念すべき初めての全体練習を終えた石塚は「こういう新しい球場で、自分たちが一番最初に練習で足を踏み入れたということを誇りに思いますし、これからずっといい球場で練習できると思うと、本当に今後も楽しみです」と感無量な様子。
さらに「キャンプインに向けて、首脳陣にアピールできる唯一の機会。ケガは一番あってはならないことなので、無理はすることなく、その中でもアピールしていきたい」と新人合同自主トレへの意気込みを語った。
慣れない新たな環境に、ルーキーらしい初々しいミスも告白。この日にほぼすべての首脳陣が集結してルーキーたちを見守っていたが「高校は指導者が3人しかいなかったんですけど。そこ(プロは多いこと)が一番の違いで、名前を覚えるのも大変ですし。今日、矢野コーチにあいさつに行ったんですけど『1月8日にあいさつしたぞ』って言われて…。2回目のあいさつに行っちゃって、本当にその辺も反省しつつ、難しいながらもコミュニケーションをとっていって、早く覚えてもらえるようにやっていきたいです」と失敗談を赤裸々に明かした。