女優・本上まなみ（４９）が１４日、大阪・朝日放送の情報番組「ｎｅｗｓおかえり」に出演し、オーバーツーリズム対策に奔走している京都市が検討している「宿泊税の引き上げ」について言及した。
京都市は、２０１８年から市内のホテルや旅館などの宿泊客から「宿泊税」を徴収している。これまで上限は１泊１０００円だったが、１万円に引き上げることを検討しており、その税収は「オーバーツーリズム対策」などに充てるとしている。
京都在住の本上は「住人としては、すごく我慢している部分が多いんです。バス（の混雑）だったり問題になってます。（京都の住民も）『今、観光シーズンだから我慢しとこう。あそこに行くのは控えておこう』とか…。いろんなところでしわ寄せがきているのが確実にある」と訴えた。
宿泊税の引き上げに関して「どのくらいの金額が妥当なのか分からないですけど、観光に来た人も気持ちよく、迎え入れる側も『いいよ。ウエルカム』って言えるように、うまくバランスが取れたらいいな」とコメントした。
最後に「『（宿泊税を）申し訳ないですけど取らせてください』って言っていいと思う」と持論を述べていた。