韓国キウムからポスティングシステムでドジャースに移籍したキム・ヘソン内野手(金慧成=25)が14日、仁川空港からキャンプ地の米国アリゾナに出発。同僚となる大谷との交流を現地メディアに明かしている。
昨年12月に交渉のために渡米していたキム・へソンは、同じ代理人事務所CAAに所属する大谷とロサンゼルスで合流。「同じ施設で運動することになったのであいさつを交わし、応援を受けたと思う。韓国語でいつもあいさつしてくれて、僕も日本語を勉強して返事をしながら会話した。〝こんにちは、ヘソンさん〟と韓国語で話しかけてくれるので僕も合わせて頑張らなければと思って一生懸命勉強しました」と笑顔で話した。
思いのほか交渉が進まず、キム・ヘソンは兵役の関係で年末に帰国。交渉期限の4日、締め切り直前でドジャースと契約し、大谷は自身のインスタで「歓迎します。友達」とメッセージを送っている。キム・ヘソンも「大谷という頼もしい仲間を得ました」と感謝しきりだ。
激しいポジション争いが待ち受けるが「ドジャース以外のチームに行っても競争はしなければならない。いい競争をしてレギュラーをつかみたい」と覚悟を口にした。