広島の選手会合同自主トレが１５日、廿日市市の大野練習場で行われた。ランニングから始まり、トレーニングメニューからキャッチボール、野手は打撃、投手はブルペン等、実技練習も行い約３時間汗をかいた。
プロ１１年目の野間峻祥外野手（３１）は「すごくいい１日だった」と充実感を漂わせた。自らは昨季、６年ぶりに規定打席にも到達。３年ぶりの本塁打を放つなど、近年、課題にしていた打撃面で一定の成果を得たが「また一からアピールしないと。去年のような感じでは試合に出られないと思う」と現状に満足せず。オフは市内のトレーニング・ジム「アスリート」に足しげく通い、筋力トレーニングに励むなど、昨年よりも４～５キロ増の８０キロ後半まで体重アップに成功。さらなる貢献へ意気込んだ。
また、新入団選手８人も、この日から選手会自主トレに合流。ドラフト１位の佐々木泰内野手（２２・青学大）は室内でのフリー打撃に臨むなどし、「改めて近くで見たりすると、本当に体もでかくて、まだまだ自分には足りないところもたくさんあった。吸収しつつ、成長していけたらいいかなと思います」とプロの先輩たちから大いに刺激を受けていた。