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井上尚弥に挑戦 キム・イェジュンの大金星を韓国メディア期待「日本人キラーで話題」

東スポWEB 2025年1月15日 20時8分

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)とWBO世界同級11位キム・イェジュン(韓国)との防衛戦(24日、有明アリーナ)に向けて、韓国でも〝決戦モード〟が盛り上がっている。

井上は昨年12月24日に対戦する予定だったIBF、WBOスーパーバンタム級1位サム・グッドマン(オーストラリア)が左目上を負傷したため、興行が1月24日に延期。その後再びグッドマンが負傷したことを受けて、相手がキムに変更となった。

世界最強ボクサーと称される井上との大舞台が舞い込んできたキムの母国韓国でも大きな盛り上がりを見せている。

韓国メディア「MKスポーツ」は連日にわたって今回の一戦を特集。「キム・イェジュン、ボクシングの世界最強者? 韓日戦8勝目の供え物だ」と題して井上との決戦ムードを高めている。

同メディアはキムの経歴や近況を報道。「元WBO世界王者ジェイソン・マロニーと訓練している。(通算で)7戦7勝の日本人キラーで話題だ」と伝えた。

さらに、海外のブックメーカーによる予想でキムの下馬評が圧倒的に低い状況も紹介しながら「勝率5%予想にも自信あふれる覚悟だ。現役最高の井上の勝率は91・2% 大韓民国男性ボクサーが6614日(18年1か月8日)ぶりにプロボクシング4大機構のトップを占める可能性は20分の1にすぎないという見通しにも、当事者はたくましい」と大金星に期待を寄せている。

韓国ボクシング界の期待を背負ってキムがどんなファイトを見せるか楽しみだ。

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