ドラゴンゲート１５日の後楽園大会で、ドラゴン・ダイヤ（２６）が世界ジュニア王者の土井成樹（４４）撃破に成功。王座挑戦の意思を表明した。
逆転の３カウントだった。ゴング前に背後から襲い掛かりなりふり構わず攻め込んだダイヤだが、土井の緩急のきいた攻撃に徐々にペースをつかまれる。中盤にはストレッチ技などで悶絶させられるなど、苦しい時間が続いた。しかし、観客からの大「ダイヤ」コールに背中を押され、最後のトドメだけは許さない。そして終盤、一瞬の隙をついて流れをつかむことに成功。一気呵成にせめてレプテリアン・ラナで３カウントを奪った。
試合後、ダイヤは「世界ジュニアヘビー級王者の土井さんに１対１で勝ちました。これはいくしかないでしょ。いかせてくださいよ！」とベルトへの挑戦の意向を示す。さらに「ジュニアヘビーのトップを目指しているんで。次のチャレンジャーは僕でお願いします！」と話した。土井は全日本２６日の千葉・幕張メッセ国際展示場大会でＭＵＳＡＳＨＩの挑戦を受けることが決まっているが、果たして…。