ボートレース下関のGⅠ「海響王決定戦 開設70周年記念」は15日、準優勝戦が行われた。
山口剛(42=広島)は準優10Rで4コースからから差して1着。1Mで内2艇競り合って流れる展開を冷静に突いて白星&優出切符をモノにした。
「準優はツキがあった。1Mであの辺に出て行けた出足や2Mを回った出足は良かった。伸びも人並みで悪いことはない」と仕上がりも上々だ。
優勝戦は3号艇。48号機は2回連続優勝中。さらに自身もGⅠ・12Vの中で3コースからの優勝が4回という得意コースだけに期待も膨らむ。6号艇の菅章哉に動向がレースのカギとなる。「菅はチルト3度でくる。まくり不発なら自分のターンができるだろうし、まくってきたら…。作戦〝A〟〝B〟を用意しておきたい。スタートは保温カバーの影響を受けたりするので難しい。スタートをしっかり行きたい。出足、行き足を仕上げていきたい」と逆転Vへの戦略を練っている。