大相撲初場所5日目(16日、東京・両国国技館)、横綱照ノ富士(33=伊勢ヶ浜)が日本相撲協会に休場を届け出た。
過去2場所は両ヒザの古傷や持病の糖尿病の影響などで2場所連続で全休。3場所ぶりに本場所の土俵に復帰したが、4日目には幕内翔猿(32=追手風)に2敗目を喫していた。
今場所は初白星を挙げた2日目の取組後に「今場所は自分の中でやれることをやって、ダメだったらという思い。自分の全てを出し切りたい」と悲壮な覚悟を口にしていた。しかし、本来の相撲を取れないまま、無念の途中休場となった。
照ノ富士の休場は3場所連続。横綱在位21場所で13度目の休場となった。