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【ルーキー通信簿】高井雄基 目標を上方修正「A2を目標にしてきたけど流れがいい。A1を目指す」

東スポWEB 2025年1月16日 11時9分

◇高井雄基(28)愛知支部126期

現在の〝肩書〟はB1級。しかし、2025年後期適用勝率(昨年11月以降)は6・87と飛び級でA1初昇格も狙えるペース。最近5節でも4回優出と絶好調で「リズムはかなりいい」とニッコリ。「A1になりたい。A2に戻ることを目標にしてきたけど、流れがいいしこのままA1を目指す」と目標を上方修正するほどだ。

好調の大きな要因は調整面の充実。「毎節ペラがそこそこ仕上がっている。いいエンジンを引けているのもあるけど、ずっとペラの形を似たような形にして結果が出ている。特にどこの足が良くなる、とかはないけど、バランスはだいたい取れるようになった」とペラ調整が結果に結びついている。

この好調ペラ調整は自己流だ。「もともと自分は人の意見とか話とかを聞いて実行するのが苦手で自分は自分でやるタイプ。ここを叩いてみたらどうかな、とか自分一人だけで考え続けたのが良かった。人にペラを見せると『強い形だね』って言われる。次もらった人も、だいぶ重さを感じるんじゃないかな」と明かす。

池田浩二、磯部誠といった愛知支部主力が集まった地元とこなめでの正月シリーズでは予選を5位で通過すると準優2着で優出。その優勝戦では池田、仲口博崇、磯部とSGウイナーとの対戦となった。「ルーキーシリーズでの優出が多かったし、あのとこなめで優出できたのは大きかった。メンバーも本当に強かったから。レースは事故レースになっちゃって、本当は3周勝負したかったけど…。でもすごくいい経験になった」。結果は4着も、この着順以上に大きな収穫があった。

昨年は1月住之江でデビュー初優出を果たして年間5優出。そして、今年もハイレベルな正月シリーズで優出。初Vに着実に前進している。「今年のうちに優勝したい。ここ最近はポンポンと優出できているし、このままのリズムで優出できたらチャンスはある。一つでも内の枠で優勝戦に乗って優勝できるように頑張りたい。イメージ的には1号艇か4号艇あたりがチャンス。1で逃げるか、4で一発か、だと思う」。まずはA1、初Vという目標をクリア。そして、次のステップに歩を進める。

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