サウジアラビア１部アルヒラルのブラジル代表ＦＷネイマール（３２）の新天地は米メジャーリーグサッカー（ＭＬＳ）のシカゴ・ファイアとなりそうだ。
２０２３年のブラジル代表戦で十字靱帯断裂の重傷を負ったネイマールは、６月末でアルヒラルと契約満了を迎える。しかし契約を更新するつもりなく、今夏の退団は決定的な状況だ。すでにＭＬＳでアルゼンチン代表ＦＷリオネル・メッシが所属するインテル・マイアミ入りが浮上していたが、ハビエル・マスケラーノ監督は「彼のことを考えるのは不可能だ」と獲得を否定した。
そんな中、スペインメディア「ＦＩＣＨＡＪＥＳ・ＮＥＴ」はネイマールについて「次の移籍先の臆測が高まっている」とし「シカゴ・ファイアがブラジル人をＭＬＳに連れてくる有力候補として浮上している。クラブ側は２年契約に向けて最初の交渉を行っているという。交渉は準備段階にあるが、ネイマールが加わることはシカゴとリーグにとって戦略的な動きとなる可能性がある」と報じた。
さらに「ネイマールにとって米国リーグへの参加は同選手が大きな目標とする２０２６年Ｗ杯の環境に適応する機会にもなるだろう。シカゴは彼を説得できるだろうか」と伝えていた。