ソフトバンクが巨人にFA移籍した甲斐拓也捕手(32)の人的補償として、伊藤優輔投手(28)を指名した。16日、球団が発表し、背番号は42に決まった。
ソフトバンクは昨年末に巨人から届いたプロテクトリスト漏れした候補から熟考を重ねた結果、昨シーズン支配下復帰した苦労人・伊藤の獲得を決定。15日に小久保監督らも参加したオンライン会議で諮り、人的補償を決定していた。
伊藤は2020年ドラフト4位入団。トミー・ジョン手術を経て一度は育成契約となるも、昨夏に再び支配下に復帰していた。昨季は中継ぎで8試合に登板し、防御率1・04。150キロ中盤の速球派右腕で貴重な戦力となりそうだ。