米俳優のレオナルド・ディカプリオが、壊滅的なロサンゼルスの山火事後の「緊急のニーズと火災後の復旧活動」を支援するために、100万ドル(約1億5600万円)を寄付することを約束した。英紙ミラーが16日、報じた。
グラミー賞俳優であるディカプリオは、環境保護活動家でもあり、カリフォルニア州の災害で少なくとも25人の命が失われ、数千軒の家屋が破壊されたことを受け、自身の団体「Re:wild」とその緊急対応プログラムと提携し、100万ドルの寄付を行うと発表した。
ディカプリオはインスタグラムのストーリーで「ロサンゼルスの山火事は私たちの街を壊滅させています」と投稿。資金は「緊急のニーズと火災後の復旧活動」を支援すると説明した。当面の支援は、ロサンゼルス消防局財団、カリフォルニア消防財団、ワールド・セントラル・キッチンなど、市内の住民を支援してきた組織に送られる。
この寄付金は、「救急隊員や消防士、そして最も必要としている人々、動物、地域社会に切実に必要な資源を提供する最前線の組織」にも役立つとされている。
その一方で、ディカプリオは10日にプライベートジェットで恋人といち早くメキシコの高級リゾート地に避難しており、各方面から非難を浴びていた。12日には人気歌手ビヨンセが250万ドル(約4億円)を寄付するなど、各界のスターから寄付金が集まり続けている。