西武の栗山巧外野手（４１）、中村剛也内野手（４１）、炭谷銀仁朗捕手（３７）が１６日、ベルーナドームに隣接する球団施設で自主トレを公開した。
源田、滝沢、渡部健らと約１時間半、ランニング、キャッチボール、ノック、マシン打撃をこなしたベテラントリオは午前中の練習後、報道陣に対応した。
プロ２４年目を迎える球界最年長野手コンビの栗山、中村剛は「そんなに深くとらえていないですけど、今年は今年でしっかりまた頑張れるようにしたい」（栗山）、「なんも思わないですね。炭谷さんが２０年目なので頑張ってほしいです（笑い）」（中村剛）とコメント。
プロ２０年目を迎えたその炭谷は「２人の背中を見て頑張りたいと思います」と、先輩からの〝振り〟をまとめた。
同じ関西出身で高卒入団の３人の関係性について栗山が「特に変わらないですよ。みんなそれぞれシーズンに向けてやることは毎年一緒やし、今まで通り今年も行けてると思います」と語る一方で、中村剛は「一緒に練習してると、炭谷がボクより年上みたいな雰囲気を出してくるので、そういうところがやっぱり変わったかなと思う」と続けてイジれば、すかさず炭谷は「よく分からないです」と返答。
その上で「ボクが去年、西武に帰って来て栗山さんと中村さんの間がだいぶ空いてしまって若い子が多い中で、ボクのキャラも生かしつつ、いい意味でつなぎ役になればと思ったんですけど…。やはり去年の成績を踏まえてもっと違う形にしていくことも必要なのかなと。いろんなことをやらなくちゃいけないかなというふうには感じています」とあうんの呼吸で話をまとめ、チーム再建への貢献を約束していた。