メーガン妃とヘンリー王子は大規模な山火事で大被害を受けているロサンゼルスのフードバンクを訪問した後に「災害観光者」との批判を受けており、王室専門記者からは「キャサリン皇太子妃を見習うべきだった」とのアドバイスを受けた。英紙デーリー・ミラーが15日、伝えた。
ヘンリー王子夫妻は先週、カリフォルニア州パサデナを訪問し、同地域で発生した壊滅的な山火事の被害者を支援する姿が目撃された。
2人は、同市のビクター・ゴード市長や救急隊員らとも面会。2人の姿は地元ニュース局フォックス11によって撮影され、複数の写真代理店によって撮影されている。
しかしこの訪問は反発を招き、ハリウッド女優のジャスティン・ベイトマンは彼らを「災害観光客」と呼び、「不快なロサンゼルス火災の写真撮影」をしていると公然と非難した。
同紙のアマンダ・プラテル記者は、人々の悲しみに対処するにあたっては夫妻はもっとプライベートなアプローチを取るべきだと示唆しており「全てが違っていたかもしれない。何でも知っていると思っていた、うぬぼれ屋の端役女優メーガンが、キャサリン皇太子妃を見習って、悲しみを尊厳を持って乗り越えていれば…」と語った。
同氏が例に挙げたのは、昨年サウスポートで起きた無差別刺傷事件の犠牲者の遺族と慰問するため、キャサリン皇太子妃がサウスポートに訪れた際のことだ。
昨年10月、キャサリン皇太子妃はウィリアム皇太子とともにサウスポートを訪れ、ダンスワークショップに参加していた3人の子供たちがナイフで刺されるショッキングな事件で殺害された6歳のベベ・キングさん、7歳のエルシー・ドット・スタンコムさん、9歳のアリス・ダ・シルバ・アギアールさんの家族と個人的に面会した。
2人はまた、重傷を負ったダンス教師のリアン・ルーカスさんや、襲撃に関わった救急隊員らとも面会。これは、がん治療の終了を発表して以来、キャサリン皇太子妃にとって初の公式行事となった。
プラテル記者は王室の訪問が「派手な演出もなく、撮影クルーも同行しなかった。訪問についてメディアに知らされることはなかった。訪問は完全に秘密裏に行われ、2人が帰るまで公表されなかった」と指摘。「周りにカメラクルーがいない限り、どんな善行もメーガン妃にとっては価値がない」とメーガン妃への非難は止まらなかった。