現役最多となる通算262勝右腕、ジャスティン・バーランダー投手(41)がコロンビアのサッカークラブを買収したと米メディアが15日(日本時間16日)、報じた。
妻でトップモデルのケイト・アプトンとともに、首都・ボゴタを本拠地とするプロサッカークラブのラ・エクイダードの株式99%を取得したチームに名を連ね、ハリウッド俳優のライアン・レイノルズ、元NBAオールスターのショーン・マリオンらとともに共同オーナーの一人になったという。買収総額は約1180ポンド(約22億5000万円)ともいわれる。同クラブはコロンビアのトップリーグに当たる「プリメーラA」で中位に位置している。
MVPを1回、サイ・ヤング賞を3回受賞しているバーランダーは今オフ、アストロズからFAになり、11日(同12日)にジャイアンツと1年1500万ドル(約23億円)で契約したと発表されたばかり。昨季は右肩痛や首の違和感に悩まされ、17試合の登板で5勝6敗、防御率5・48と不本意な成績に終わった。
「まだやれることを証明したい」と巻き返しに燃えるベテラン右腕に対し、米メディアは「アストロズでワールドシリーズで2度優勝したバーランダーの次の挑戦はサッカーでの優勝になるのか」「野球の殿堂入りの資格をさらに磨き続けるバーランダーは、サッカー界の動向も間違いなく追跡し続けるだろう」と伝えるなど、サッカー界での活躍にも注視している。