ブルージェイズとチームの顔であるウラジミール・ゲレーロjr内野手(25)の契約延長交渉が難航する中、メッツが獲得に動くと米メディアが伝えている。ゲレーロは年俸調停を避けるために単年2850万ドル(約45億円)で合意したと見られるが、延長交渉の方が進まず、このままなら2025年のシーズン後にFA選手となり、今オフのフアン・ソトのような破格の争奪戦となるのは明白。球団としては何としても長期契約でつなぎ留めたいところだが、両者に金額の開きが大きく、契約には程遠い状況が続いている。
そんな中で「SNY」のアンディ・マルティーノ氏は「メッツが今冬にブルージェイズとゲレーロについて話し合った。情報筋は会話を『確認』と表現した」とトレード移籍の可能性を伝え「MLBインサイダー」のヘクター・ゴメス氏もXで「メッツは獲得に全力でいる」と記している。
ブルージェイズ、ゲレーロともに春季キャンプのスタートする2月中旬までの延長契約をまとめたい意向とされるが、メッツには親友のソトもおり、決裂なら何が起きるか分からない。