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【初場所】豊昇龍&琴桜&大の里が〝全滅〟 照ノ富士休場の土俵で3大関が総崩れ

東スポWEB 2025年1月16日 19時12分

大相撲初場所5日目(16日、東京・両国国技館)、上位の取組で波乱が相次いだ。大関豊昇龍(25=立浪)は幕内熱海富士(22=伊勢ヶ浜)の小手投げに屈して初黒星。今場所の成績次第では横綱昇進の可能性があるなか、序盤で痛い取りこぼしとなった。

大関琴桜(27=佐渡ヶ嶽)は大関経験者の幕内正代(33=時津風)に寄り倒されて、ドロ沼の4連敗。すでに今場所の綱取りは絶望的となっていたが、来場所のカド番が現実味を帯びてきている。大関大の里(24=二所ノ関)も幕内王鵬(24=大嶽)に送り出されて3敗目。優勝争いから大きく後退した。

審判長の粂川親方(元小結琴稲妻)は「豊昇龍は投げが決まらず、慌てたのでは。合口(熱海富士には過去3勝4敗)なんですかね。琴桜はちょっと…。勝ちたい気持ちばかりで体が動いていない。大の里は土俵際で、はたかれたりすることが多い。ちょっと不用意」と指摘。この日から横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)が休場するなか、大関陣のふがいない相撲に渋い表情だった。

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