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森繁和氏「こき使ったつもりはない」 岩瀬仁紀氏の殿堂入りを独特の表現で祝福

東スポWEB 2025年1月16日 19時12分

NPB最多の通算1002試合登板、407セーブをマークした元中日投手の岩瀬仁紀氏(50)が16日、競技者表彰のプレーヤー部門で2025年の野球殿堂入りしたことを受け、岩瀬の現役時代に中日で監督、コーチを務めた森繁和氏(70)が祝福した。

都内の野球殿堂博物館で行われた通知式に森氏はゲストスピーカーとして登場。「2004年に落合さんと中日ドラゴンズに入り、その年から岩瀬をクローザーとして使うことを決めてから、引退するまで13年間一緒にやりました。岩瀬は岩瀬なりの素晴らしい記録を(打ち立てた)」と、ねぎらいの言葉をかけた。通算1002試合、407セーブというプロ野球記録については「これから誰が破ってくれるのか」と目を細めた。

岩瀬氏が樹立した通算試合は、949試合登板の米田哲也氏、944試合登板の金田正一氏とは「かなり差があります」とし、セーブ数についても「高津君(日米通算313セーブ)、佐々木君(日米通算381セーブ)でも差がある登板を私は無理やりさせたつもりも、こき使ったつもりもありませんけど、今の野球界ではそう簡単に若い子をどんどん使う時代ではありませんので」と森節を炸裂させ、レジェンド左腕を称賛していた。

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