野球殿堂入りしたイチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)をオリックス時代の同僚の福良淳一GM(64)が祝福した。オリックス時代はイチロー氏と1、2番コンビで活躍し、震災を乗り越えて1995年、96年と連覇を達成。かわいい後輩でもあるイチロー氏に「日米両国での活躍と日本球界への貢献を考えれば、対象初年度での殿堂入りは当然のことだと思います。かつて同じユニホームを着て戦い、リーグ優勝と日本一の喜びをともにしたイチローさんの栄誉を我がことのようにうれしく、誇らしく感じています」とコメントを寄せた。
福良GMは阪急時代の1985年から87年まで背番号「51」をつけ、92年からイチロー氏が背負った。97年に引退後は指導者としてオリックスに残り、イチロー氏は2001年からMLBに挑戦。その後もオフに神戸で顔を合わせるなど交流は続いている。今も草野球で現役時代さながらの練習を続けるイチロー氏に「まだまだ体も動くようですし、イチローさんらしいスタイルで今後も野球界発展のために大いに力を発揮してください。期待しています」とエールを送った。