レスリング女子５３キロ級でパリ五輪金メダルの藤波朱理（日体大）は、オフ期間でエネルギーを充電したようだ。
１６日に都内で行われた第７３回日本スポーツ賞、第８回日本パラスポーツ賞の表彰式で五輪特別賞を獲得。表彰式前に美容院でパーマをかけたといい「（パーマを）ずっとやってみたかった。結構新鮮な感じ。女子力を上げれたら」と照れ笑いを見せた。
パリ五輪後は競技から離れてリフレッシュする時間を設けた。「友達と遊びに行ったりとか、夜更かししたりとか、結構我慢してたので、そういうことができて、４か月間ですごく満足できた」と振り返った上で「やっぱりレスリング一番好きで、レスリングやっている時が自分は一番楽しいなと４か月で気づけた」と神妙に語った。
２０２８年ロサンゼルス五輪は階級を５７キロ級に上げて、再び金メダル獲得に挑む。今年の抱負に「挑戦」を掲げ「新しい階級への挑戦だったり、今までの自分への挑戦。超えていけるように挑戦していく２５年にしたい」と決意を新たにした。