ボートレース徳山の「サンケイスポーツ杯争奪戦」が17日に開幕する。
地元エース格の前野竜一(45=山口)は当地前回戦となる正月シリーズ2日目10Rで他艇と接触。意地の5着完走もピット帰投後にヘルメットを脱ぐと左目から大流血。それでも4針縫って3日目も出走予定だったが、欠場となった。「目ん玉が落ちるかと思った。生きててよかった」と振り返る。
その雪辱を期して臨む今節。前回と同じ好素性27号機を獲得しただけにリベンジの思いも倍増だ。「出足、回り足を中心に良かった。前回は伸びるエンジンではなかったけど、今回は伸びもあった」と前回以上の手応えをつかんで特訓後は何もせずに即格納したほど。「今節は特に頑張りたい」とモチベーションも上がっている。