イングランド・プレミアリーグのブライトンに所属する日本代表MF三笘薫(27)は16日(日本時間17日)に2―0で勝利した敵地イプスウィッチ戦の後半14分にペナルティーエリア内でMFマット・オライリーからのパスを右足で決めた。先制点をマークした。
8試合ぶりの今季4点目。通算14得点目でFW岡崎慎司がレスター時代にマークした日本人最多ゴール記録に並んだ。チームも三笘のゴールなどで昨年11月23日にボーンマスに勝利して以来リーグ戦9試合ぶりの白星となった。地元メディア「SussexWorld」は選手採点で三笘を6点とし「今シーズン4点目となる決勝点を決めた。日本代表選手はそれまで沈黙していた」と指摘し、ゴールを決めたにもかかわらず、高評価を得られなかった。
三笘はリーグ戦で昨年12月30日のアストンビラ戦から2試合連続ベンチスタートとなった際、ファビアン・ハーツラー監督は「シーズン前半に多くの試合をして少し疲れていた」と説明。同メディアもイングランド協会(FA)カップ・ノリッジ戦(11日)後に三笘が「できるだけ早くベストの状態に戻ることを望んでいる」などと伝えていたように、まだ本調子とはいえないのかもしれない。