サウジアラビア1部アルヒラルのブラジル代表FWネイマール(32)の代理人であるネイマールの父親が巨額要求を突き付けた。
6月末にアルヒラルと契約満了になるネイマールはすでに退団が確実視されている中、新天地として米メジャーリーグサッカー(MLS)のシカゴ・ファイアーが浮上。クラブ側は1月の加入を目指しており、ブラジル代表に対して、2年契約を提示し、ネイマールの代理人である父親と交渉中という。
スペインメディア「BESOCCER」は「MLSは2月中旬に開幕するため、元パリ・サンジェルマン(フランス)の選手が近いうちに米国に移籍すれば、公式戦に臨む前にチームや市内での生活に適応する時間は十分にあるだろう」とし「この作戦(ネイマール獲得)が実現する上での障害はネイマールの父親が(アルゼンチン代表FWリオネル)メッシ以上の給料を支払わせたいと考えていることだ。クラブは巨額なサラリーを支払う用意はあるが、要求に応じられるかは確信が持てない」と報じた。
MLSのインテル・マイアミに所属するメッシの年俸は2044万ドル(約31億7000万円)で同リーグトップ。今後、交渉の行方が気になるところだ。