ドジャースのタイラー・グラスノー投手（３１）が１６日（日本時間１７日）、米マルチメディア「ファウル・テリトリー」に出演し、ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すロッテの佐々木朗希投手（２３）と最近、「電話で話した」とドジャースに勧誘したことを明かした。
「それはすごく短い電話だった」。グラスノーはフロリダ州タンパに滞在していたため、ドジャースと佐々木との面談には参加することができなかった。たまたま、自身と佐々木の代理人を務めているジョエル・ウルフ氏に電話したところ、同氏が佐々木と一緒にいることが分かり、「話をしたい」と取り次いでもらい、“電話会談”が実現した。
２人の直接のやりとりは英語で「ワッツアップ、ハロー、ハーイ、グッバイ」とあいさつ程度だったというが、「君はドジャースに来るべき」とラブコールを送った。
続けて「彼に１つ言ったんだ。もし君のメインの目標のひとつが、育成面やスカウティングリポートなど、可能な限り最高の投手になることなら、『ここは君にぴったりの場所だ』と言った」と明かした。
この番組での発言を受けて米サイトのドジャース・ネーションは「今、グラスノーは佐々木をリクルートするために尽力している」と伝えた。
エースの“直球”は佐々木の胸にどう響いたのか。交渉期限は米東部時間２３日午後５時（同２４日午前７時）だが、決断の時は近そうだ。