西武は17日、新外国人としてタイラー・ネビン外野手(27=前アスレチックス)の獲得を発表した。
ネビンは身長193センチ、体重102キロ、右投げ右打ちの外野手。2015年のMLBドラフト1巡目・戦力均衡ラウンドA(全体38位)でロッキーズ入り。
22年のオリオールズでメジャーデビューし昨季はアスレチックスで87試合に出場し7本塁打、20打点をマーク。メジャー通算では192試合出場で打率2割4厘、12本塁打、49打点をマークし、大谷翔平投手(30)が在籍していた2023年にエンゼルスの監督を務めたフィル・ネビン氏を父に持つ。背番号は「26」となる。
ネビンは球団を通し「入団することが決まりとてもうれしく思っています。2025年シーズンをライオンズファンの皆さんと共に戦えることが今から楽しみで待ちきれません!」とコメントした。
広池浩司球団本部長は「広角に打てる打者です。日本で飛躍したいという思いが強く、セデーニョと共に中軸を任せたいと思っています。まだ27歳と若く、今後もさらなる成長が期待できます」とクリーンアップでの活躍を期待している。
西武は昨季、リーグワーストとなるチーム打率2割1分2厘、60本塁打、350得点と貧打に苦しみポイントゲッターの補強が急務となっていた。 すでにオリックスから自由契約となっていたレアンドロ・セデーニョ内野手を獲得しており、両外国人が打線の中軸を担ってくれることを期待している。