日本の野球殿堂入りを果たしたイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)を日米のメディアが祝福する中、韓国メディアは「満票逃し」を大きく伝えている。
イチロー氏は21日(日本時間22日)にMLBの野球殿堂入り発表を控え、史上2人目の満票選出に注目が集まっている。先駆けて行われた母国の殿堂入り投票が92・6%とまさかの満票を逃したことで「マイデイリー」は「衝撃だ。MLBで満票を狙っているイチローがいざ祖国で100%得票ではなかった。95%にも及ばなかった。日本のファンからは『理由が分からない』『大谷翔平だけが可能である』などの声が出ている」と伝えた。
また「SPOTV」は昨季に大ブレークを果たしてMVPに輝いたKIAのキム・ドヨン内野手(金倒永=21)を引き合いに「MVPのキム・ドヨンは101票のうち95票、得票数94・1%を記録した。それより低い。イチローのキャリアを勘案すると92・6%は理解できない」とし「朝鮮日報」は「期待していた史上初の全会一致は不発だった。どうやら日本で活躍した期間よりもメジャーの時間がはるかに長かったからだろう」と分析している。
17日現在、4割強が開票されてイチロー氏は100%をキープしているが、残り5日間でどうなるか…。