元F1ワールドチャンピオン(1997年)のジャック・ビルヌーブ氏(53)が、米メディア「アクションネットワーク」のインタビューでF1レーシングブルズの角田裕毅の悲観的将来に言及した。
角田は、チームメートだったリアム・ローソンとの親チーム・レッドブルへの昇格争いに敗れた。そんな日本人ドライバーについて「角田はグリッドを去る最初のドライバーになるだろう。彼がそこにいるのはホンダのおかげ。いつかはそれが終わる。いずれにせよ、今季がレッドブル・ファミリーでの最後のシーズンであることは明らかだ。そして、ホンダが大々的にプッシュしない限り、彼を欲しがるチームはないと思う」との見方を示した。
一方で、レッドブルでマックス・フェルスタッペンのチームメートになるローソンに関しても触れた。「リアム・ローソンにとって大きなチャンス。契約上、ローソンはフェルスタッペンを助けるためにいる。しかし、彼自身の考えではそうではない。うまくいけば、マックスにプレッシャーがかかり、さらに良い運転につながるだろう。こうすることで、チームは進していく」
また、7日に40歳の誕生日を迎えたルイス・ハミルトンに対しては「肉体的には問題ない。彼は非常に健康で、非常に強く、あと10年は続けるられるだろう」と期待した。