米プロバスケットボールNBAレイカーズのレブロン・ジェームズ(40)が米メディアに複雑な胸中を明かした。
7日(同8日)に米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊で発生した山火事は、16日の段階で27人が死亡。約8万2000人が避難生活を強いられており、レブロンもその1人だ。
117―108で勝利した15日(日本時間16日)のヒート戦後には、山火事について言及。米メディア「NBCスポーツ」は「ロサンゼルス郡全体、そして火災やその周辺のすべての地域のすべての家族が心を痛めている。いろいろな感情が渦巻いている。個人的には、僕の家族は木曜日の夜から避難しているから、ダラスから戻ったときからずっとホテルにいるんだ。だから、それを理解するのが大変なんだ。でも、お互いのために強くいること。それが一番大事なのは明らかだ」とコメントを紹介している。
レブロンは2019年にも火事が原因で自宅から避難したことがある。「その経験があって、少しはそれに寄り添うことができた。19年と今日の違いは、19年のときは真夜中だったから、すぐに出発しなければならなかった。避難するまでに少し時間があったから、いくつかのものを手に入れたり、持ち物を手に入れたり、とにかく自分たちにとって大切なものを手に入れることができた。でも、僕らの家は、僕らが家を出た瞬間から手つかずだった」と語ったという。
山火事の消化活動は現在も継続中。一刻も早い鎮火を願うばかりだ。