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フジテレビ港社長会見に「ジャニー喜多川氏の事案を想起してしまう」 元TBS記者苦言

東スポWEB 2025年1月17日 20時33分

元TBS記者でジャーナリストの武田一顕氏が17日、MBSテレビ「よんチャンTV」に出演。フジテレビの港浩一社長が中居正広の女性トラブルに同局の社員が関与していたなどと報道されたことをめぐり、この日行った記者会見について苦言を呈した。

港社長は中居と女性とのトラブルは発生直後の2023年6月に把握していたと明かし、「会社としては極めて秘匿性の高い事案として」対応してきたと説明。だが、週刊誌報道を受けて「今となっては、対応が適切だったのかどうかと思うところもあります」と述べた。

武田氏は「私はどうしてもジャニー喜多川氏による性加害の事案を思い起こしてしまう」と指摘。「あれも、メディアの中ではみんな知ってたのに蓋をして言わなかった。今回も、直後に『その事案に関しては認識してた』というふうに港社長は言ってるわけです。にもかかわらず、中居さんには何も対応しなかった」と怪訝な表情を見せた。

続けて「もちろんそれは女性に対する配慮もあったのかもしれないけども、何らかの形でフェードアウトさせるということを(狙っていたのではないか)。ドカン!と昨年末に事案が週刊誌報道で噴出するまで何もしなかった。で、こうやって会見に追い込まれたという点でも、あの時のジャニー喜多川氏の事案をどうしても想起してしまう」と私見を述べた。

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