元参院議員の音喜多駿氏が１７日、ＡＢＥＭＡ ＴＶのニュース番組「Ａｂｅｍａ Ｐｒｉｍｅ」に出演。フジテレビの港浩一社長が中居正広の女性トラブルに同局社員が関与したと報じられたことを巡り、この日行った記者会見についてコメントした。
音喜多氏はまず「週刊誌報道から始まってるので、真実は一切分からない。私も現職国会議員だったとき、週刊誌報道にさんざんやられましたけど、きわめて不正確なものも多い」と前置きした。
その上で「フジテレビ側の対応も後手後手に回っている印象。調査委員会の設置というのは理解できるが、いわゆる弁護士会とかが定めている第三者委員会のガイドラインには則っていない。比較的厳しくないラインで設置してる印象がある。どこまで本気で自浄作用を発揮しようと思っているのか？と本気度が疑われる対応というのは、印象は良くないんではないかと思う」と私見を述べた。
ＳＮＳ上ではデマも含めたさまざまな憶測が広まっているが、「企業側も後手後手に回らずに、そういうことが起きないように対応しないといけない。極めてかじ取りが難しい時代」と指摘。
一方で「ＳＮＳとか週刊誌報道を見る側もリテラシーを気をつけないといけない。盛り上がっているからといってそっちが正義ではなく、あとで真実が明らかになったときに、もしかしたらカウンターがやってくるかもしれないということを考えて、見たり情報発信する必要はある」と警鐘を鳴らした。