弁護士の紀藤正樹氏が17日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。同日行われたタレント・中居正広の女性トラブルをめぐるフジテレビの記者会見に、出席を許されたのが記者クラブ加盟社だけだったことに触れた。
タレントの中居正広の女性トラブルをめぐって、一部週刊誌で社員の関与が報じられたフジテレビは同日、午後3時ごろから港浩一社長が定例記者会見を開いていた。
この定例会見には、ネットメディアや週刊誌、フリーのライターなどは参加できず、クラブに加盟しているメディアからも「〝内輪〟での会見」と揶揄(やゆ)されることに。多くの有識者は、第三者委員会の調査発表の場などでは〝開かれた会見〟を行うべきだという主張をしている。
紀藤氏も「他社の不祥事では映像取材を求めるのに、逆に自社への取材に撮影を禁ずるのはあまりに了見が狭い」とバッサリ。フジの矛盾を手厳しく指摘している。