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【WWE】TNAレスリングと複数年パートーナーシップ契約締結 大物選手の〝復帰〟も?

東スポWEB 2025年1月18日 14時18分

世界最大プロレス団体「WWE」(米国)は16日(日本時間17日)に、TNAレスリングと複数年のパートナーシップ契約を結んだと発表した。

両団体が提携した目的としては「番組内で前例のないクロスオーバーの機会を創出する」ためだという。これを受けてWWEのCCO(最高コンテンツ責任者)、トリプルHは自身の「X」に「みなさんにとって大きなニュース。WWE、TNA、そして何よりも世界中のファンのみなさん、この貴重なパートナーシップは、両社がこの業界の次世代に向けて準備する上で役立つだろう」と投稿した。

WWE第3ブランド・NXTの責任者で、副社長のショーン・マイケルズもXに「TNAとの継続的なコラボレーションは、WWE・NXTスーパースターとTNAレスリングスターの発展をもたらす貴重な機会」と記した。両団体の選手が互いの番組に登場することで、選手育成に大きく役立つとしている。

TNA(トータル・ノンストップ・アクション)レスリングは、2002年に「NWA―TNA」として設立された米インディ団体。日本の新日本プロレスやノアとも業務提携を結んでいたこともある。昨年に団体名を「インパクト・レスリング」から「TNA」に戻すと、WWEとの連携が加速。女子のジョーディン・グレイス、男子のジョー・ヘンドリーはNXTに、出場するようになった。

現在のTNA世界王者は元WWEスーパースターの「ドルフ・ジグラー」で、新日本プロレスにも参戦したニック・ネメス。TNA世界タッグ王者はマット&ジェフのハーディーズと、元WWEの大物選手も所属している。若手同士の交流戦はもちろんのこと、WWEのPLE「ロイヤルランブル」(2月1日、インディアナ州インディアナポリス)の時間差入場バトルロイヤル・ロイヤルランブル戦で、ネメスやジェフ&マットの〝復帰〟も期待できそうだ。

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