負傷欠場中のドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのDF伊藤洋輝(25)が、クラブ公式ユーチューブチャンネルに登場。近況などを語った。
昨夏にシュツットガルトからドイツ1部の名門へステップアップした伊藤は今季開幕前のプレシーズンマッチで中足骨を骨折。11月には再負傷するなど新天地でまだ公式戦デビューを果たせていない。
伊藤は「辛かったし、考えさせられた。自分が何ができるかは分かっているし、より強くなって戻ってきたい」と復帰へ意欲を見せた。現状については「今は集中的に走り込みとボールを使ったトレーニングをしている。(チームとしては)今シーズン中にあと2つのタイトルを獲得することが目標」と語った。
今回の動画では、ドイツ語教師からのレッスンを受ける様子も収められている中、伊藤はドイツ語で日常生活などにも言及している。「私は典型的な日本人で、礼儀正しさは非常に重要だ。ドイツ人と日本人のメンタリティーは似ている。清潔さ、礼儀正しさ、時間厳守といった点で共通している。しかし自分はシャイな性格ではないので、ピッチでは常に90分間戦い続ける。オフタイムは妻、娘と一緒にリラックスしている」
続けて「FCバイエルンとミュンヘンではとても快適に過ごしている。街はとても美しく、イーザル川や旧市街が好きだし、もちろん日本食レストランも。ここにはとてもおいしいお寿司がある」。移籍直後にはチームメートのドイツ代表FWセルジュ・ニャブリから食事に招待されたことも明かした。