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佐々木朗希のドジャース入りにMLB元GMが実名警告「調査が行われる可能性がある」

東スポWEB 2025年1月18日 16時57分

ロッテからポスティングシステムによる佐々木朗希投手(23)のドジャース入りに対し17日(日本時間18日)、MLBの元GMが実名で調査の可能性を指摘した。

ニューヨークポスト紙(電子版)は「元フロントオフィス幹部の1人は、ドジャースが佐々木朗希と契約したのは不正行為だったと示唆している」との記事を配信した。

その中で「日本のエースがドジャース入団をインスタグラムで発表したわずか数分後、元MLBゼネラルマネージャー(GM)のジム・ボウデン氏は『ファウル・テリトリー』のチャットで、『この契約に関して調査が行われる可能性がある』と語った」と報じた。

同記事はレッズ、ナショナルズでGMを務めたボウデン氏の「この契約についてコミッショナーに調査を依頼するチームが複数あるだろうと思う」とのコメントを伝えた。「このプロセスが始まる前、そして選手との交渉が許される時期が来る前に、ドジャースと佐々木の間で事前契約があったと信じているフロントオフィスが複数あった。もちろん、これは彼の陣営によって否定された」と同氏は説明した。

代理人を務めたワッサーマンのジョエル・ウルフ氏は暗黙の合意について公に否定。また「USA TODAY」のボブ・ナイチンゲール記者もこの日、「MLBの職員が徹底的に調査を行ったが、何の不正行為も見つからなかった」と佐々木について報じている。

それでも同記事は「ボウデン氏は続けて、彼と話をしたほぼすべてのMLBフロントオフィスが、手続きが始まる前から佐々木は『契約済み』だと信じていたと主張した」と疑惑の目を向けた。これだけ全米が大騒ぎとなるのも佐々木への期待の大きさゆえと言えそうだ。

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