Ｆ１のアストンマーティンが、レッドブルのエース、マックス・フェルスタッペンを引き抜こうとしていると、英紙「デーリー・メール」が報じた。
フェルスタッペンは今季、角田裕毅との昇格争いを制したリアム・ローソンとのコンビで参戦する予定となる中、アストンマーティンは、引き抜きへ向けて、なんと総額１０億ポンド（約１９００億円）と超破格条件で口説こうとしているという。
同メディアによると、アストンマーティンのカナダ人大富豪のオーナー、ローレンス・ストロール氏の側近であるジェファーソン・スラック氏が最近、投資家に対して、２７歳のオランダ人ドライバーが加入するだろうと売り込みをかけているとした。
一方、２０２８年までレッドブルとの契約を残すフェルスタッペンのスタンスについて「いまのところ、レッドブルが製造し、フォードが支援する新しいエンジンが、来年導入される新しいレギュレーションの下でどのような成果をあげるかを見極めようとしているようだ」と指摘した。
すでにアストンマーティンは、レッドブルから史上最高のカーデザイナーであるエイドリアン・ニューウェイ氏を年俸２０００万ポンド（約３８億円）で引き抜いている。
同紙は、アストンマーティンの広報担当者がフェルスタッペン加入の動きを否定したと伝えたが、今後が気になるところだ。いまのところ今季はフェルナンド・アロンソとオーナーの息子、ランス・ストロールがドライバーを担当することになる。同広報担当者によると、今年と来年の契約を結んでいるという。