ボートレース福岡の「創刊76周年記念・スポーツニッポン杯」は18日、準優勝戦が行われた。
奈須啓太(41=福岡)は1号艇で登場した10R、コンマ08のトップスタートを決めて快勝し、優出一番乗り。レース後は「素直にうれしい」と安堵の表情を浮かべていた。
「ペラは形を見ただけで、前操者の鳥飼(真)さんのまま。出足、行き足、回り足がいい。伸びも上はいるけど、悪くない。満足できる状態」と地元支部の先輩に感謝の言葉を口にしながら、機力の充実ぶりをアピールした。
今節が負傷明けの復帰戦。約5か月ぶりの実戦に「1周1Mのターンは何とかなるけど、道中で競ると不安」と吐露。それでも初戦こそ6着だったが、2走目からはオール3連対の快走。徐々にではあるが、負傷前の姿を取り戻しつつある。
優勝戦は「3枠ならチャンスがあるし、狙いたい」とV奪取を狙う。