巨人のドラフト３位・荒巻悠内野手（２２＝上武大）が張り切っている。
ジャイアンツタウンスタジアムで１８日に行われた新人合同自主トレ第２クール初日に参加。ダッシュやキャッチボールのほか、この日から初めてマシン打撃にも取り組み、精力的に汗を流した。宮崎春季キャンプでは新人で唯一、一軍スタートが決まり「チャンスをいただいたので、そのチャンスを離さないようにしがみついて、一軍に残れたら」と意気込んでいる。
阿部監督は宮崎での紅白戦も予定。そこで対戦したい相手を問われると「戸郷さんです」と即答。その理由について「どの球でも三振が取れる投手。巨人のエースで、その世界で活躍されている方なので、その球を見てみたい。そこで打てるか打てないかで、これからのプロの人生で自分の中の指標になると思う。１回は対戦してみたい」と目を輝かせた。
戸郷打ちに成功すれば首脳陣へ大きなアピールとなる。「新人合同自主トレでも第２クールが始まって、やっぱりケガというのが一番怖い」と言いつつも「ケガを怖がっていたら自分の力も出せないので、そこをいい感じでできたら」と練習で手を抜くつもりはない。
その上で「自分の持ち味はバッティング。勝負強さもウリにしているし、パワーも自信を持っている。それをアピールしていきたい。チャンスをつかみ切るかどうかは自分次第、元気を出してやっていきたい」と言葉に力を込めた。